銀行ローンの常識
ドル建ての金利5%の商品は、リスクフリーの金利4%後半から、0.5%金利が上がっています。
リスクもそれだけ増えています。
金利5%で回るかもしれないし、2%でしか回らないかもしれません。
ところが円建て5%の金融商品は、ドル建て5%の金融商品とはまったく違います。
円のリスクフリー金利は0.2%だからです。
円建ての金利5%の商品は、リスクフリーの金利0.2%から、5%も金利が上がっています。
リスクもそれだけ増え、金利5%で回るかもしれないし、マイナス10%でしか回らない、すなわち損をするかもしれません。
現在、円で5%の運用をしようとしたら、尋常なリスクの取り方では難しいという投資で引っかかる人は、たとえばかつての平成電電のような10%近い商品を喜んで買います。
大損して、「騙された」と嘆くのですが、私に言わせれば安全だと考えた方がおかしいのです。
金利ゼロ%時代に、金利10%の商品が安全なわけがありません。
考えてみてください。
もし現在、金利10%で安全に回る商品があったら、銀行や事業会社など、金が余っているところが、こぞって投資するはずです。
でも実際には見向きもしませんでした。
リスクが大きすぎたからです。
だから、少なくとも現在のリスクフリー金利はゼロ%という基準を持つべきです。
欲の皮が突っ張っていると、見えなくなってしまうのです。
金利ゼロ%の時代に、金利10%の商品が、どれだけリスクを持っているかを考えことです。
金融商品を見るときは、リスクフリーの金利と比較することがどの程度のリスクを取ることになるのかを計る上で大切なのです。
ない。
だから金利10%と言われたら、「そんなにもらえるなんてうれしい」と思ってしまい、リスクのことが頭からとんでしまう。
これではいけません。
どれくらいのリスクを取らなければいけないか、いつも考えて投資するのです。
たとえば円建て金利5%の商品があったとします。
普通預金の金利0.2%の時代に、金利5%といったら25倍です。
25倍といえば相当大きい。
ギャンブルでオッズ25倍といったら、相当な「穴」です。
そんなものをまともに相手にしますか。
では、ドル建てで金利6%の金融商品があったとしましょう。
リスクフリー金利4%後半と比較すると、約1.5倍です。
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